Kashan-2,Iran〜乾いた日差しの下のバザールと政治トーク~

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砂漠の日差しはとても強い。

暑い陽光を避けて、バザールも昔ながらのアーケードの下にあります(・ω・)
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中東らしい香りのあふれるスパイスショップがあったり・・・
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女性たちが宝石屋をのぞいたりしています(*^-゚)
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イラン人の女性たちは、チャドルを着て飾り立てられる部分が限られているせいか、結構メイクもアクセサリーも派手好み!

家具も結構ギラギラしているのだ☆
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バザールの所どころには、噴水を湛えたドームがあります(⌒o⌒)
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明り取りの穴から溢れる光の筋が美しい♪
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女性たちも、噴水の側でお茶を飲んだりおしゃべりしたり。
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彼女たちは実に好奇心旺盛で、流暢な英語で「どこから来たの?イランの印象は??」といつも話しかけられます(*'-^*)

ゆっくり「タキ」と呼ばれるアーケードの下を歩き、長閑なバザール散歩を満喫しました。


オヤツと食材を買って宿に帰れば、向かいには古いモスクが建っています。
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祈りのアザーンが流れている訳でもなく、ツーリストが沢山居る訳でもなく、乾いた日差しの下さらさらと流れる時間たち(。・・。)


その夜、宿でカシャーンの芸大の学生夫婦と知り合いになりました。
イランの伝統クラフトを専攻しており、英語も流暢でカナダ留学する予定なのだとか♪
わたしの泊まっていた宿自体が200年前の建築で価値があるとのことで、見学に来ていたのです(*´∀`)
お互いに作品を見せあい、盛り上がるわたしたち。

美術に関する話がメインではありましたが、宿に居た他の人々も含めてシリアスな国際情勢トークも弾みました。
初めて「集団的自衛権」を英語で説明したよ。
「政治トークが出来なきゃ馬鹿」と煽ってくれたロマンありがとう笑
誰だ「政治と宗教と野球チームの話はタブーだ」って言ったやつ(・∀・)
確かに日本では、それらの話題を口にすると「何言ってんだ?」扱いされるかもしれません。

しかし海外の多くの国で、政治と宗教の話題について何の意見も持っていない事の方が奇異に見られる事に気づきました(゚д゚*三*゚д゚)
特に宗教色の強いイランやインドでは"Non Believer"であるというのは「人として信じられない」と考えられているようです。
リベラルなアメリカですらオバマ大統領の就任演説の際「歴代の大統領で初めてNon Believerについて言及した」と話題になるほど。
わたしは基本的に英語が通じる相手には”I'm Agnostic”と説明するようにしています。
「不可知論者」が一番わたし自身のスタンスに近いと思っています。

夜中まで話がはずみ、その夫婦が作ってくれたのがこちら。
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ペルシャ語でわたしの名前を削りだしたプレート♪
ついでにティラミスとカシャーン特産のドライローズを頂いちゃいました(*^ワ^*)

ペルシャ語の文字は実に難しく全く読めませんが、その造形は美しく、イラン国内では書道も発達しているようです(*゚ー゚*)
キリル文字(ロシア語)はアルファベットのカテゴリ&表音文字なので旅の間に読めるようになりましたが、ペルシャ語やグルジア語、アルメニア語はさーっぱり分からない!!
ここら辺の文字はファンタジー映画の中で巻物に書かれている言葉のモデルとして使われているそうな。


カシャーンでは安い上に居心地の良すぎる宿に長居していたため、まだまだ町歩きの記事が続きます☆
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